ブログ版 フットハットがゆく!
『フットハットがゆく!』はMK新聞連載中のエッセイです


うんちくトーカーの拒否反応について


本日は丸一日実家で父親と二人きりでしたので、また彼の不思議な癖を発見しました。


父親は京大出で非常に知識豊富です。

それゆえにか、スーパーうんちくトーカーなんです。

うんちくを語ることが大、大、大好きで、おまけにKYなので、まわりが引くほどうんちくを語ります。

仮に他のだれかがうんちくを語ろうものなら、かならずそれ以上のうんちくをかぶせようとし、もしそれが叶わぬ場合の必殺セリフ、

「ところで話は変わるけど…」

といって、会話の腰をボキボキに折ってでも、自分の得意分野のうんちくトークに持っていきます。

まわりがどんなに辟易していても、自分のうんちくを語り切ると父は満足します。


が、最近はですねぇ、いろいろ病気のこともあって、ろれつがよくまわらなかったりで、なかなか満足いくほどテンポ良くうんちくをかませないんですね。


だからストレスがたまっているみたいです。


今日発見したのは、うんちくトーカーがうんちくを語れなくなったらどうなるか?ってことなんです。



ちょっとした会話の中で、ブルーレイの話になり、

「DVDもブルーレイも似たような形やのに、なぜ記憶容量が一気に増えるんやろうなぁ?」

と父が言ったので、それはね、と僕は説明を始めました。


すると説明の途中で、眉をしかめて、

「目にゴミが入った」

って言い出したんです。


こういうパターンは非常に多いです。

父親はデジタルもんに非常に弱く、不得意分野といえるので、パソコンの説明、デジタル家電の説明などをすると、

「頭痛がする」

「眠気に耐えられないので寝る」

果てには、足がしびれたっ、といって立ち上がり、その時にプ~とこいたりします。


自分で質問しておいて、人の説明やうんちくに拒否反応を起こすんです。


最初のうちはですね、

「質問しといて屁で返すとはなにごとや~!」

と父親なれどいらいらしとったんですが、それがうんちくトーカーのくせであると、今日からあきらめることにします。はい。


父のうんちくは黙って聞く。父にうんちくを語らない。

それが病気の父がストレスを溜めないための配慮であると今日、気づきました。

  

テーマ : 雑記 - ジャンル : 日記

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