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ブログ版 フットハットがゆく!
『フットハットがゆく!』はMK新聞連載中のエッセイです


本日、2月15日(水曜)は、納品日の翌日、久々の休み!昼過ぎまで寝て、夕方からさあ、クーポンも来ていた

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  本日、2月15日(水曜)は、納品日の翌日、久々の休み!昼過ぎまで寝て、夕方からさあ、クーポンも来ていたしコンタクトを作りに行って、その足で映画を観に行こう!と、ウキウキで京都駅前に出ましたら、コンタクト屋が第3水曜ということでお休み。裸眼0.05以下の状態で映画というわけにもいかず、途方に暮れかけたところに、「献血こちら」の看板が。こういうのも何かの導きやと思って、献血センターに入りました。


  僕はぢ病のせいで高校時代からずっと年間かなりの量を出血しますので、献血は避けてまいりました。が、今回思い切って踏み切った理由として、この歳になって自分の人生を振り返ってみて、思ったほど社会のお役にもたっていないし、せめて献血くらいは身を削ってでもしておこうと、看板にも「O型の血が不足中!」と、書いてありましたし、ということで、献血しました。


  いろいろ、コンピューターによる問診もあったのですが、なにしろ裸眼状態で、視力がままなりませんので適当に繰っておりまして、飲んでいる薬はありますか??という項目だけ、高血圧の薬を飲んでいますと答えましたが、高血圧の薬は大丈夫ですということで、安心して400ccの献血を行いました。


  まぁまぁの量の血が、映画などでよく見る輸血パックみたいなものに収容されて奥の方に運ばれていきました。この血が誰かのお役に立てば、嬉しいな、と思いつつ、次に献血できるのは5月、ということで、よし、これからは世間様のために、定期的に献血に来ようと一人で盛り上がっておりました。で、献血のことをツイートしようとして、フッとあることを思い出し、慌てて献血の検索をかけて調べました。


  赤十字のHPより。


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以下に該当する方は、献血にご協力いただくことができません。

(1)英国に1980年(昭和55年)から1996年(平成8年)までに通算1カ月(31日)以上の滞在歴のある方。

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  いわゆる狂牛病、BSEが流行した時期のことです。妹が、私たちは献血はできないんだよ、と言っていたことを、ハッと思い出しました。


  僕は父親の仕事の都合で、中学時代、83年~84年にロンドンにおりましたので、このNG項目にがっちり当てはまるわけです。問診の時にその項目もあったと思うのですが、いかんせん目が見えておりませんでしたので、汗。イギリス滞在のことはそのままうっちゃっておくこともできましたが、そこは人様の命に関わることかもしれないので正直に報告しておこうと、すぐに受付の方にお知らせしたところ、お医者さんに相談され、結果、僕の血は輸血には使えないと。ただ、研究対象として使用させていただく可能性がある、とのことでした。そう言っていただけると多少の救われ感もありましたが、おそらく破棄されるんだろうなと思い、また、今後、献血さえもできない自分の役立たず感にあぜん。


  帰り道は400ccの血を無意味に失った喪失感と、赤十字の方数人に無駄な仕事をさせた迷惑感と、コンタクトの流れからの不運感で、まぁまぁ落ち込みかけましたが、いゃ、いいエッセイのネタが出来たし良しとしよう!さぁ、血の補給のために美味いものでも食うか!と献血後2時間の飲酒禁止令を無視して、京都駅で寿司!鰻!、最も血に似た飲み物で血液の喪失感を補おうと、グラスの赤ワインを注文したら、白ワインがきたという、まぁ、そういう日ですか今日は(笑)。



塩見 多一郎
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