ブログ版 フットハットがゆく!
『フットハットがゆく!』はMK新聞連載中のエッセイです


J2からJ1に昇格!

こともの頃…J1とJ2に別れていました。その土地はアルプスの中腹にあり、村全体が坂道でサッカーができるような平地はなく、ひとたび道でボールを蹴ろうものなら、永遠に坂のしたへ転がっていってしまいます。
が、それでも子どもたちはJ1とJ2に別れていました。村の崖に直径2メートルほどの丸い岩が飛び出しており、その丸岩をよじ登って越えられたものはJ1扱い、ダメなものはJ2なのでした。丸岩がサッカーボールに似ていたので、サッカーJリーグにちなんだ呼び名ができたようです。その場所は危ないから大人からは絶対近寄るなといわれているのですが、それでも行ってしまうのが子どもです。僕はJ2でしたが、ある時丸岩に挑戦することになり、必死の思いでついに成功してJ1に昇格しました。僕の次に、僕の親友が丸岩に挑戦しました。が、僕よりかなり苦戦していました。僕は大きな声で応援し、自分が乗り越えた時の情報をアドバイスしました。しかし心のどこかで、失敗したらいいのに、と思っていました。僕の学年でJ1の子は他に二人しかおらず、僕で三人目、親友が成功すれば四人目、成功者が増えればそれだけ、J1の希少価値が下がって行くわけで…。
親友のJ1昇格を、半分は応援し、半分は失敗を願う自分に気づいて、ものすごくいやな気分になったところで目が覚めました。



今日は仕事が休みの予定だったので、昼まで寝ていたので、昼の12時ごろに見た夢ですね。

そのあと会社に出て打ち合わせなどあり、あれこれやって結局7時間くらい会社にいましたが、普段の半分くらいなので、あまり働いたという感覚はありません。


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塩見多一郎
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