ブログ版 フットハットがゆく!
『フットハットがゆく!』はMK新聞連載中のエッセイです


スポーツマンシップの話

僕は人一倍の汗かきなので、いわゆる制汗デオドラントとかいうものも使ったりするわけですが、ワキにそれを使って、さあどれが効くのか、スプレー式やペーパー式から、いろいろありますが、各種メーカー、方式、さまざまなものを試して嗅ぎ比べた結果、決勝に上がって来たのは液体ロール式と固形スティック式でしたので、左のワキに液体ロール、右のワキに固形スティックを塗って一日経って判定した結果は微妙、そもそもワキというのはどちらの匂いがキツイかというのは諸説あって、心臓が左にあるから左がキツイとか、右ききの人は右がキツイとか、どの説が正しいにしても要するに左右のフィールドは平等ではない、という事であり、それはスポーツマンシップに反するわけで、それならばデオドラントも前半後半でサッカーやラグビーのようにフィールドチェンジをするべきであり、いったん風呂に入ってさら地にした後、右のワキに液体ロール、左のワキに固形スティックを塗って一日経って判定した結果はまたも微妙、そもそも嗅覚というのは左の鼻の穴と右の鼻の穴は同等に匂いをかげるのかと考えた結果、いわゆる右脳、左脳が交差して神経をつなぐという基本的考えに基づけば、言語的思考の左脳は右の鼻の穴、直感的思考の右脳は左の鼻の穴につながっているという事になり、匂いというものは直感的に感じる部分が多いと考えると、左の鼻の穴から吸った匂いのほうが強く感じるわけで、となると、左を向いて左の鼻の穴近くで左のワキを嗅いだ方が匂いを強く感じるという説が成り立つわけで、これをスポーツでいうと、左のワキはデオドラントにとって、とてもアウェイという事になると思うのです。そこでさんざん悩んだ結果、そのアウェイ感を解消するよい方法を思いつきました。つづく


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塩見多一郎
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