ブログ版 フットハットがゆく!
『フットハットがゆく!』はMK新聞連載中のエッセイです


忠告を無視したので、僕が殺し屋役になりました。


昨日は大人のゴキブリを3匹殺しました。

基本的に僕は、むやみやたらに生き物を殺すのが嫌いで、ゴキブリや蚊、ハエも必要なければ殺しません。

虫好きなんで、殺すのが怖いというわけではなく、無益な殺生が嫌いというわけです。

ただ、昨日は頼まれたので3匹まとめて殺しました。


僕が自分に言い聞かせているのは、自然の摂理に従う時は殺す、という時です。

それは、

食べるとき。

殺さないと自分の身が危険になるとき。

です。

虫は食べませんが、死んでもらわなければ自分が危険になる時は殺します。


ゴキブリが、ばい菌を介して食中毒や伝染病を引き起こす危険があると判断したときは殺します。

泣く泣く殺します。


殺す際の流儀として、名前をつけます。ゴキちゃんに。

これはただ単なる気まぐれの殺生ではなく、生きるか死ぬかの瀬戸際での殺生なのだと自分に言い聞かせるためです。

昨日死んだのは、五右衛門と五郎兵衛と権太郎です。
ぜんぶ頭がゴで始まる所がダジャレっぽいですが…。
どうか無事成仏して欲しい…。

実は僕は一昨日に五右衛門に一対一で遭遇していて、そのとき忠告したのです。

「僕以外の人に見つかったら殺されるしな…」

と。

でも忠告を無視した彼らはまとまって他の人に発見され、騒ぎ立てられ、殺すように頼まれたので僕が殺し屋役になりました。


押忍

塩見 多一郎
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