ブログ版 フットハットがゆく!
『フットハットがゆく!』はMK新聞連載中のエッセイです


どねきろく 15度寝したことがあります


度寝記録(どねきろく)


二度寝、三度寝という言葉がありますが、

僕は十度寝くらい平気でします。


iPhoneのタイマーで、スヌーズを設定すると、設定した時間にまずアラームが鳴りますが、
スヌーズボタンを押してアラーム音が消えても、二度寝してしまった人のために、10分後くらいに再びアラームが鳴ります。

朝の11時に起きたいときとか、

9時半にスヌーズ設定して、9時半から10分おきに寝たり、起きたりを繰り返します。

9時半から11時までだと9度寝することになります。


今までの最高記録は二時間半スヌーズを繰り返して15度寝したことがあります。

面白いことに、この『度寝』のあいだにけっこう別の夢を見ます。

昨日などは、スヌーズ間の一時間で四つの違う夢を見ました。

祖父を孫が菜種油で焼いて殺すという伝統的な祭をiPhoneカメラでドキュメント撮影するという夢を見ました。

三人の祖父が砂に顔だけ出して埋められ、それぞれの孫がその顔に菜種油をかけて焼き殺すという祭でした。

祖父を苦しませずに殺すために、数百年かけて改良に改良が加えられた菜種油の揮発性はものすごく、火をつけられた相手はほぼ即死だそうです。

だからiPhoneのカメラマンさん(僕)も近づきすぎて火が燃え移らないように気をつけなさいよ!

と注意されつつ、撮影に臨み、燃えゆく老人の顔をまじまじと見ていた…。

というインパクトきわまりない夢が、四つ見た夢の一つです。

このように、えぐい夢の他、汚い夢、エロい夢、現実的に仕事をしている夢などをスヌーズごとに見ます。

起きがけの一時間で4つの別の夢を見ると、起きた時にどれが現実か分からないときもあるので困ります。

スポーツマンシップの話

僕は人一倍の汗かきなので、いわゆる制汗デオドラントとかいうものも使ったりするわけですが、ワキにそれを使って、さあどれが効くのか、スプレー式やペーパー式から、いろいろありますが、各種メーカー、方式、さまざまなものを試して嗅ぎ比べた結果、決勝に上がって来たのは液体ロール式と固形スティック式でしたので、左のワキに液体ロール、右のワキに固形スティックを塗って一日経って判定した結果は微妙、そもそもワキというのはどちらの匂いがキツイかというのは諸説あって、心臓が左にあるから左がキツイとか、右ききの人は右がキツイとか、どの説が正しいにしても要するに左右のフィールドは平等ではない、という事であり、それはスポーツマンシップに反するわけで、それならばデオドラントも前半後半でサッカーやラグビーのようにフィールドチェンジをするべきであり、いったん風呂に入ってさら地にした後、右のワキに液体ロール、左のワキに固形スティックを塗って一日経って判定した結果はまたも微妙、そもそも嗅覚というのは左の鼻の穴と右の鼻の穴は同等に匂いをかげるのかと考えた結果、いわゆる右脳、左脳が交差して神経をつなぐという基本的考えに基づけば、言語的思考の左脳は右の鼻の穴、直感的思考の右脳は左の鼻の穴につながっているという事になり、匂いというものは直感的に感じる部分が多いと考えると、左の鼻の穴から吸った匂いのほうが強く感じるわけで、となると、左を向いて左の鼻の穴近くで左のワキを嗅いだ方が匂いを強く感じるという説が成り立つわけで、これをスポーツでいうと、左のワキはデオドラントにとって、とてもアウェイという事になると思うのです。そこでさんざん悩んだ結果、そのアウェイ感を解消するよい方法を思いつきました。つづく


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塩見多一郎